健康、美容に役立つフットケア
【フスフレーゲ】
◆足の角質ケアと乾燥の手入れ
乾燥してひび割れた状態。靴下や畳に引っ掛かり痛みや不快感と共に見た目も悪く気にかかる。
ひび割れた踵を丁寧に表面処理した後グラインダーをかけ、さらにファイルで全体を滑らかにして手触りを良くする。 保湿をして肌を柔らかく整えると見た目にも美しくなる。
◆爪の切り方と手入れ
サイドを深く切り込んでいた足爪を正しい形に整えていく手入れ。乾燥による割れも変形のきっかけになるので爪の柔軟性も高めるケアを加える。
爪端を丸く整え、全体の形を整えた。フレーザーで爪周りをクリーニングし最後に保湿をして爪の割れを防ぐ。
◆靴の爪先の形が合わずに出来た胼胝・鶏眼の処理
50代 女性
爪先の形はスクエアトー(爪先は全体的に四角い形)定期的にフットケアを受けているが、足の浮腫み、靴の爪先の形によって小趾があたり、胼胝・鶏眼になって痛みがある。
足背は足底より皮膚が薄く、コーンカッターが使いにくいので、鶏眼用のニッパーなどを使用すると綺麗にケアができる。
フレーザーを使用する場合、硬くなった鶏眼は細かいローゼンフレーザーで綺麗に手入れができる。
足と靴の爪先の形が合わないと、足趾や爪にトラブルが起こりやすい。足にあった正しい靴選びと正しい靴の履き方が必要。
医療に役立つフットケア
【フスフレーゲ】
◆高齢者の趾先鶏眼処理とプロテクター保護
第4趾のウオノメ。硬い角質部分を放置していたため、歩行時に発生する激痛でリハビリを拒否するようになる。
硬化角質をグラインダーで取り去り、保湿クリームで柔らかく整える。
足趾下に専用のプロテクターを装着し、ずれないように靴下を履いてもらう。起きているときは常にプロテクターを装着して足趾の向きを補正する。
足趾向きの安定がはかれるのでウオノメも消失する。ウォーキングを楽しみ、リハビリも積極的になった。
◆フットケア前に行う足の血流確認
こんな色は血流障害の恐れあり