JAFTA BLOG
2022.4.30
足の痛みに関して思う事
フットケアの仕事をさせて頂いていると、魚の目やたこ・巻き爪でご来店下さる方の中に、どうしてこんなになるまで放っておいたのだろうという方がいらっしゃいます。
もう1本、小指があるのではないかと思えるくらいの魚の目・たこがあったり、中足骨骨頭の床に接する部位(アーチが下垂している為ほぼ全部)に大きく飛び出した魚の目があったり、また爪が巻ききって円柱状になっていたりする方もいらっしゃいます。
お話を伺うと靴を履くのにもかなり支障があったり、痛みも辛かったとの事。
人は歯が痛くなるとすぐに歯医者に飛んで行きます。
何故、足だとここまで我慢をしてしまうのでしょうか?
そもそも痛みは身体の危機を自分自身に教えるために備えられた防衛機能であり、
直ちに治しなさいという信号なのです。
身体が傷ついても痛みを感じないと組織の炎症や潰瘍を引き起こしてしまい
知らないうちに命に係わる結果を招く事態となります。
このように痛みは身体にとって、とても重要な感覚なのです。
病や怪我は早期発見・早期治療が鉄則です。
足に関して申し上げますが、足の痛みを放置すると結果的に、長い時間を掛けて治療に通わなければならなくなったり、外科的手術を受けなければならなくなります。
また、痛みによって歩き方のバランスが悪くなり、他の関節に負荷が掛かるので膝痛や
腰痛をも引き起こします
こんなはずじゃなかったと思っても遅いのです。
魚の目・たこ・巻き爪かな?と感じたら、もう少し様子を見てからなどと思わず、できるだけ早いうちに専門の医師やセラピストに相談してみることをお勧めします。
歳を重ねても楽に歩くことができるように、ご自分の足を健やかに保つ意識を持って頂ければと願っております。
からだ工房 会長 矢野三栄子
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