JAFTA BLOG
2018.2.21
「第16回日本フットケア学会年次学術集会」に参加しました
三寒四温の季節。先日九州福岡で2月9日から11日まで開催された「第16回日本フットケア学会年次学術集会」に参加しました。今回は3日目に行われたパネルディスカッション「地域で取り組むフットケアの連携と今後の課題」に演者として参加もさせてもらいました。
演題の内容は下記のとおりです。
1:出張フットケアと靴を考える会の活動について(滋賀県)
WOHLTAT(ヴォールタート) 藤井恵
2:土佐足研究会の取り組み ~「防ぎえた足病進行の撲滅」を目指して~(高知県)
高知赤十字病院 形成外科 中川宏治先生
3:地域で取り組むフットケアの連携と今後の課題(福岡県)
巻き爪ケア・フットケア サロン 楽人 今村幸広先生
4:フットケアサークルを通して見つける今出来ること(青森県)
工藤内科クリニック 坂本美紀先生
5:足から始める介護予防への取り組み(兵庫県)
NPO法人介護予防フットケアサポートねっと 古屋智美先生
以上の5人の発表でした。写真の両脇左端、社会医療法人喜悦会 那珂川病院 血管外科 竹内一馬先生、右端 桑名東医療センター 看護部 加納智美先生に座長をしていただきました。大会長の佐賀大学医学部形成外科 上村哲司先生、座長のお二人にはこのような発表の場をいただき、大変感謝しております。
各地域での活動や、現在の問題点などいろいろと発表がありました。
私は演題1で「出張フットケア」をどのようにやっているのか、現在の内容などをを発表、「靴を考える会」の設立の歴史と現状を発表させていただきました。
今後の課題です。
フットケアの技術者は少し続増えてきているが、活動の場が少ないのが現状。もっと多くの方に技術を習得していただき、活動を増やしてほしいと思います。ドイツではフットケアを美容室のように気軽に受けることができます。日本もそのような環境になってほしいと思います。
「靴を考える会」は現在大阪、東京、名古屋、広島、北海道で開催しておりますが、もっとたくさんの方に勉強会に参加していただき、専門知識を増やして、靴と足の業界の横の繋がりを作っていってほしいと思い、全国で開催できるように、そして社会貢献ができるように活動していきたいと思います。
学術集会ではいろんな方との出会いや、情報の収集ができました。
来年は2月に名古屋で開催される予定です。
WOHLTAT(ヴォールタート) 藤井恵
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