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フットケア技術者からのお話

2018.8.20

ラジオで夏の靴と足のお話

「素足に靴って?」など夏の靴と足について

お盆休みも終わり残暑の季節になりましたが、まだまだ暑い日が続くようです。暑い日は靴下をはくのがちょっとめんどくさくて、素足に靴、サンダルと言う方が多いのではないでしょうか?今回は夏の「靴と足」について、先日14日のFM滋賀e-radio スタイル!「平和堂マイデイリーライフ 生活お役立ち情報」にてお話した内容を投稿します。
(パーソナリティーの林智美さんと楽しくお話ししました)

「素足に革靴」のスタイルはイタリアで一つのファッションになっています。若い女性やおしゃれな女性は素足にパンプス、おしゃれな男性は素足に革靴スタイルです。見た目にもかっこよく、すっきりした感じが好感を与えます。でも「足は1日にコップ一杯分の汗をかく」といわれていて、やはり足の蒸れが出てしまうこともあります。イタリアは日本と比べると湿度が低い、革靴は靴裏の革も天然皮革だったり、底材もゴム底の接着タイプではなく、天然皮革の底材を手縫い加工が多いため、通気性があり素足でも快適にはけるのだと思います。

 

蒸れを防ぐために靴下を履きますが、暑い夏に靴下と靴をはくとちょっと見た目にも暑い感じがします。そこで「フットカバー」と言う足に引っ掛けるだけの靴下で、素足感覚で靴を履いているように見せることもできます。しかしこのフットカバー脱げやすいのが欠点と言われます。これは足のサイズに合ってないことが原因の一つでもあります。
一つの目安として下記の写真のようにフットカバーのつま先と踵をつまんで引っ張らないように手のこぶしに巻いてみてください。もし重なればサイズは大丈夫ですが、重ならないと小さいし、重なりすぎると大きいと思います。
*この測り方は通常の靴下でも適応できます

(あくまでもこれは目安なので選ぶときの一つの参考にしてください。)

 

それとフットカバーの履き方も大切です。履いた時にフットカバーの踵の斜めのラインと、足の踵があっているかどうかも確認。普段履く靴下もこのように踵を合わせて履いてください。ちゃんと合うと履き心地もいいと思います。

靴も靴下もちゃんと足に合わせたサイズで履くことは大切です。

もう一つ足のお手入れも大切です。これは素足でサンダルを履くときも言えるのですが、履く前に足にフットクリームや保湿剤を塗り込んで足を柔らかくして、ペーキングパウダーなどを付けて履くと、靴下の滑りもよく、サンダルも履きやすくなります。

(ベーキングパウダーはベビーパウダーより白くなりにくく、滑りもよくなる効果があります。他に足用専用のパウダーなども使用できます。)

ぜひお試しください❣

残暑の季節ですが、朝晩涼しくなりちょっと秋の気配を感じます。季節は変わりますが、足のお手入れは毎日の積み重ねが大事です。

WOHLTAT(ヴォールタート) 藤井恵

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