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ジッパー靴の履き方

ジッパータイプの靴は高齢者に人気があるようですが、ひもを締めないでジッパーに頼る履き方をしています。院長も着用していますが、履いているとジッパーがずりおちてきます。またカウンターがあまいと感じています。そのためジッパーをおちてこないようにとじる作業をしました。当院ではジッパータイプの靴を履かれている高齢者の方にも、バチュラーオブシューフィッターであり、当JAFTA理事の藤井恵さんが推奨するジッパー靴の履き方をご案内しております1)低い椅子に座る,2)ジッパーを開けて靴ひもを緩める,3)靴べらを使って履く(靴のかかとを傷めない),4)ジッパーをあげる,5)自分のかかとを靴のかかとのカップに合わせるために、靴のつま先を上げてトントン床をたたく,6)靴ひもを前から順番に締める,7)膝を90度に曲げる,8)5で合わせたかかとをずらさないように足を床に降ろし、体重を靴全体にのせた状態で靴ひもをつま先からしっかりと締める

2017年11月22日(水)12:05 【Drからの一言】

【Drからの一言】巻き爪になりやすい方の特徴について

今年の4月に日本臨床皮膚科医会総会で発表させていただきましたが、巻き爪(以下本症)になりやすい方の特徴の上位は、以下のことが挙げられます。

1) 足関節背屈角低下

2) 体幹筋力低下(図1)

3)膝内側傾斜歩行(ニーイン)

4) 胸郭可動域低下

5) 第1趾可動域低下

本症が発症する主たる流れとして、体幹筋力低下、胸郭可動域低下により体幹の左右へのゆがみをつくり、結果として体幹を傾かせ、それが下肢に伝わると股関節が内側に倒れ、膝において膝内側傾斜歩行(ニーイン)がおきます。

ニーインにより、第1趾の内側の圧迫負荷が増し、第1趾の可動域を低下させたり、第1趾の回内偏位をおこすことで本症を発生しやすくすると考えています。

 

(図 1)

 

(図1)体幹の筋力をチェックする並進バランステストの様子。

体幹の筋力が弱い側は、肩を押すと倒れてしまう。

 

本症は運動不足の方に多く発症、そのことが体幹筋力低下をおこし、上記の流れが生じてくると考えています。

そのため、本症をおこしずらくするためには、足関節背屈角低下など関節の可動域が低下している場合は、徒手的にストレッチを行い(図2)、筋力低下している箇所には、相応の筋力トレーニングが必要です。

また、ニーインや第1足趾可動域低下に対しては、徒手的な対応で効果がでずらい傾向にあります。

 

(図 2)

図2.足関節背屈角低下症例に対する徒手的ストレッチの様子

 

文責 スマイル・まや クリニック 院長 倉片長門

2017年7月29日(土)19:20 【Drからの一言】

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